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1986-05-16 第104回国会 衆議院 外務委員会 第14号

小林(進)委員 あなたが投票の締め切り前にあたふたとして入ってこられた理由は、私の誤解です。今のお話でよくわかりました。  ところで、五十七年十一月、あなたが総理になられたときに、なられて間もなく私はあなたを訪問いたしました。もうお忘れになったかもしれませんが、私は総理大臣官邸総理大臣室へあなたをお伺いいたしました。そして、あなたと二人でお話ししたときに、私は一つのことを進言した。あなたはお忘れになったかもしれませんが

小林進

1986-05-16 第104回国会 衆議院 外務委員会 第14号

小林(進)委員 おっしゃるとおり、自民党という自分のパーティーが数が足りなくてやりづらいから解散をするなんというのは、まことにエゴですよ。エゴ主張だ。国民ないがしろにして公然その理論がまかり通るなんというのは、私は議会政治の棄権だと思っておる。けれども、時間がないから急ぎます。  第二番目に、同時選挙だ。これは、あなたは私の先輩で、あなたはもう十五回当選をされているが、戦後衆議院選挙というのは

小林進

1986-05-16 第104回国会 衆議院 外務委員会 第14号

小林(進)委員 総理にお伺いいたしますが、どうも中曽根内閣権力志向内閣だという風評が一般なのは総理の耳にも入っていると思うのでありますが、そうして一方には、どうも国民主権者というものをないがしろにし、軽視をしておられる。主権者国民を軽視すること、この内閣に過ぐるものなしというのが専らの評判なんでございますが、その具体的な例といたしまして、総理は五十八年の十二月に総選挙をおやりになった。その総選挙

小林進

1986-05-09 第104回国会 衆議院 外務委員会 第12号

小林(進)委員 いや、その最後の言葉なんですよね。外国の使節とか代表視察ソ連が受け入れていないという、その言葉なんだ。具体的にこちらが積極的に、例えば外務大臣が四月三十日ですか、時期を失せずすぐちゃんと申し込まれてソ連代表に会われた、これは時期を失せず非常にタイミングはよかったけれども、そこをいま一歩進んで、我々はやはり我々の目で現実を見たいから、少し現地調査に行くことを許可せいとか許せという

小林進

1986-05-09 第104回国会 衆議院 外務委員会 第12号

小林(進)委員 何か火勢が衰えだということですが、その原因が、どうして起きたかということについては、どうも目を皿のようにして見ているが明らかじゃない。同時に、関係官庁ここに皆来ているけれども、外務省にも通産省にも科学技術庁にも聞いてみるけれども、事故はこんなものではないかという推定の話だけは聞いているけれども、それ以上の詳しい報告は何にもない。こういう問題に対して、いま少し本腰を入れて事実をつかめないかという

小林進

1986-05-09 第104回国会 衆議院 外務委員会 第12号

小林(進)委員 きょうは原子力協定の批准のための質問ですから、そっちの方に主力を置いて質問したいと思いますが、それにしても、けさテレビを見ておりますと、チェルノブイルの事故現場をIAEAの事務総長視察をされて、まだ何か煙が出ているというふうなことをテレビで流しておりました。その後の状況はどうでございますか。

小林進

1986-04-22 第104回国会 衆議院 外務委員会 第9号

小林(進)委員 かくのごとく、彼らは勉強しないんですよ。何にも勉強しないのだ。勉強しないで人をごまかそうとするから話がうまくいかない。外務大臣も苦労される。ちゃんと十月に行っているのです。そこでチャーチルは戦争処理のために、ヨーロッパ、東亜圏の問題をスターリンの了解を求めている。スターリンは、中国日本に対する彼らの要求を出した。そこで、もはやヤルタ協定一つの瀬踏みがややでき上がっている。決して

小林進

1986-04-22 第104回国会 衆議院 外務委員会 第9号

小林(進)委員 私も、外務大臣ソ連おいでになった方がいいということで、間接にもお勧めしていたという経緯もありますが、何しろ中曽根さん、同時選挙などということで、大分みんな慌てておりますが、これは率直に言って憲法違反二院制否定、それで解散する大義名分もなし。それが総理大臣の意欲や自分の政党を膨張させたいということでやったということになりますと、これは民主政治否定だから、野党は団結をいたしまして

小林進

1986-04-09 第104回国会 衆議院 安全保障特別委員会 第4号

小林(進)委員 私もこのメンバーになったのですから、遅まきながら私にもその資料を届けるようにしてもらいたい。  それから、五十九年四月二十四日、第四回の三沢基地等を中心とする質問が行われているが、その中で、核を用いない、通常の兵器による戦争が、世界的に見て大規模なものが七十回行われている、こういう数字はむだに聞かしてはいけない。この七十回という数字を具体的に書類で私の方へ届けてもらいたい。単なる言

小林進

1986-04-09 第104回国会 衆議院 安全保障特別委員会 第4号

小林(進)委員 私はなお言いたいのでありますけれども、見ていくと、この委員会は大体言いっ放し、聞きっ放しだな。ちょうどどこかの弁論大会でも聞いているようだ。我が国会における委員会弁論大会じゃありません。しゃべって能事終われりという委員会じゃ困る。  そこで私は具体的にお聞きしますが、百一回のときの第二回、昭和五十九年二月二十九日、この中でPS1の事故の問題について当時の栗原防衛庁長官から説明があって

小林進

1986-04-09 第104回国会 衆議院 安全保障特別委員会 第4号

小林(進)委員 私は、当委員会は初めてでございますので、質問は山ほど持っております。どれから始めようかと思ってしばし悩んだのでありますが、いずれにいたしましても新米ですから、やはり過去のこの委員会の歴史を知らなければならぬぞということで、五十八年十二月二十八日に当委員会が設置せられましてから今日に至るまで、この委員会の経過と質問内容をくまなく精査をいたしてまいりました。でありまするから、私自身の

小林進

1986-03-07 第104回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第2号

小林(進)分科員 どうもあなたからこんな平凡な返事をいただくとは思いませんでしたが、じゃ、きょうはこれでやめましょう。やめて、また改めて今度は個々の折衝で話をすることにいたしまして、それでは第二問に移ります。何しろ時間がないものですから。あればゆっくりやるのですが。  円高円高といいまして、未曽有黒字財政になったというのだが、これは本当に数字をお聞かせいただければよろしいのですが、もうけた金が

小林進

1986-03-07 第104回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第2号

小林(進)分科員 おやおや、これは私の期待に反しましたね。やはりこれは野党野党政治体質がありますし、与党与党政治体質があるのですから、与党はこれで戦後四十年の政治を動かしてきて、そしてみんなやってきたのですから、これをやらないとおっしゃったところで、余り人は信用しない。特にあなたはその手腕はらつ腕をお持ちですから、私はその意味において人に皆話しているんだ。今ニューリーダーが三人いるけれども

小林進

1986-03-07 第104回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第2号

小林(進)分科員 いや大臣、きのうは大変御立派でした。ああいうふうに頭をきれいに下げるところも大臣の誠意のあらわれで、立派でございましたね。  ところで、えさ問題について、意地悪に言うんじゃないですよ、あなたと私の仲ですから、素直に聞いてください。えさ問題についてひとつ御質問を申し上げたいのだが、あなたは、野党なんてものはつけるえさもなしにも針だけで魚を釣ろうとするからだめなんだということは、言いかえれば

小林進

1986-03-07 第104回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第2号

小林(進)分科員 食生活の変化に基づいて食糧の内容も変わってくるというお言葉はそのとおりでありますが、原則としては、ある程度どんな場合になっても日本で間に合うという体制だけは農政の基本に置いていただきたいと私は思うのです、大臣。  それから第二番目といたしましては、我が日本の穀物の生産の技術は、すべての面において世界の水準から見ていかがですか、どの程度にいっておりますか。  私も最近韓国へ行って隣国

小林進

1986-03-07 第104回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第2号

小林(進)分科員 お読みをいただきまして、しかも御理解をいただいて大変ありがとうございました。  おっしゃるとおり、私は百姓の生まれであると同時に、戦後、政治運動に志を立てた後は農業、農民問題を取り上げた。私がその時に傘下にはせ参じたのが平野力三先輩。その傘下に入って、そして国会議員と同時に農民運動もやったのでありますが、平野さんが私の新潟県へ私の応援に来ているときに、後ろからすぱっとけさがけに切

小林進

1986-03-07 第104回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第2号

小林(進)分科員 限られた三十分でございますから、なかなか濃密な質問をするわけにはまいりません。そこでまず大臣に申し上げる。私の言いたいことは全部、「日本農業は、いま。」というこの本の中に、私の主張が全部入っているのであります。ところが、自分のことを言ってはなんでありまするが、大変この本は評判がよろしいのでありまして、今全国で相当反響が出てまいりまして、よくこれだけ勇気を持って言ってくれた、だれも

小林進

1986-03-07 第104回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第2号

小林(進)分科員 最高裁というのは石橋をたたいても渡らぬところでございますから、そういう慎重な御答弁になるかと思いますけれども、これは国の基本に関する問題ですから、やはり一般論であろうとあらゆる機会を通じて国民に、この三権分立というものがどんなに崇高なものであり、なおかつ平等、対等であるかということを徹底的に知らしめておく必要がある。  私は、中曽根さんの発言を聞いて地方を回ってみますと、やはり総理大臣

小林進

1986-03-07 第104回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第2号

小林(進)分科員 これは重大な問題でありますし、国際裁判の問題でありますから、ここでこの問題をやかましく追及しようとか議論しようという気持ちはありませんが、しかし、問題は国際問題化しているということです。いま一つは、裁判所といえども日本という国の中に存在する一つ機関ですから、その母体の国家自体が認めていない国の裁判を、国の中の一つ機関にすぎない——機関にすぎないと言っては悪いが地方裁判所が、それを

小林進

1986-03-07 第104回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第2号

小林(進)分科員 私の質問時間は十一時から十一時三十分までなのですけれども、やはり約束ですから、終わりは十一時三十分までやらせてもらいますから、主査、ひとつ間違いのないように時間の配分をお願いをいたしたいと思います。  そこで、まず最高裁にお伺いいたしたい。それは、ほかでもありませんが、実はこれはちょっと国際問題になっているのでありまするけれども、京都の地方裁判所で二月四日に光華寮の問題について判決

小林進

1986-03-06 第104回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第1号

小林(進)分科員 あなたは研究費でちょっとふえたとおっしゃるけれども、財団に対する出資金はがた落ちしているし、また、格闘技やスポーツなんかの費用などはみんな減っているんです。あなたはちょっとふえたところだけ、これ見よがしに宣伝される。その手には私は乗りませんぞ。  時間がないから急ぎますけれども、大学の質は学術とおっしゃった、研究だとおっしゃった。それらを総合して人でしょう、教師でしょう。だから、

小林進

1986-03-06 第104回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第1号

小林(進)分科員 私は、今の文部省行政教科書検定とか耳とか不可とかいう今の制度は、全く反対です。全く反対ですが、これは議論してはだめだし、実に長い話の問題ですから。ただ、願わくは、ああいうことを二度と繰り返さないように。  文部省の、あなたのところの検定を担当している課長を呼んで私は話したことがある。南京には、南京大虐殺という記念館があるから見ていらっしゃい、そして現場の生々しいところを見ながら

小林進

1986-03-06 第104回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第1号

小林(進)分科員 限られた時間でございますから。  私は、日中議員連盟関係でよく中国へ行きますが、文部省のやった教科書検定問題がまだ決して根が絶えたわけではありません、くすぶっております。従来、文部省の中で一室を設けて教科書検定を、検査されたり、チェックしたり、バツをつけたりされているその制度文部大臣はそれでオールベスト、これが一番いいのだというふうにお考えになっているのかどうか、それが一つです

小林進

1986-03-06 第104回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第1号

小林(進)分科員 天皇陛下は御在位六十年、そのうちの二十年は明治憲法下において現人神として日本政治を総攬をされたわけでありまするし、四十年は主として、戦争に負けてから新しい憲法が制定せられてそのもとに人間天皇として御在位になったわけでありますが、新憲法下における、概算四十年に満ちたのでありまするが、その御在位天皇の御業績というものは実に御立派といっては少しなにかもしれませんけれども、尊敬に値する

小林進

1986-02-26 第104回国会 衆議院 外務委員会 第4号

小林(進)委員 大体、タイやマレーシアや南北朝鮮、中国と比較して、アジアの一員として日本がやはりフィリピン重要性隣国立場で独立にフィリピン協力援助をしているのだという、その外務大臣のおっしゃることはわかります。けれども、国民の側はまだわからない。今後はひとつそういう点も明らかに、日本国民がやはりこのフィリピン援助も決してアメリカひもつきじゃないのだ、日本の独自の立場でやっているのだということを

小林進

1986-02-26 第104回国会 衆議院 外務委員会 第4号

小林(進)委員 外務大臣のお考え、私はそれを否定するわけではありませんけれども、国民の側から見れば、かつては日本援助について、インドネシア援助がどうだとか、あるいはまた朴政権時代韓国援助がどうだとか、どうも日本援助金が途中で消えて、一つ特権階級政治家の私腹を肥やすために全部消えているということで随分国内で批判はあったけれども、その声はアジアの地域でもだんだん消えていきました。これは、まあ

小林進

1986-02-26 第104回国会 衆議院 外務委員会 第4号

小林(進)委員 外務大臣、きょうは二月の二十六日であります。二月二十六日といえば、言わずもかな思い出していただくことがあると思うのでございますが、今から五十年前の昭和十一年二月二十六日に二・二六事件というのが勃発をいたしまして、総理大臣官邸以下、日本の重臣その他銃殺に遭って、日米、この日を契機にいたしまして日本はまっしぐらに軍国主義、第二次世界大戦に突入して、暗い月日を費やしながらついに敗戦という

小林進

1985-12-13 第103回国会 衆議院 外務委員会 第4号

小林(進)委員 今外務大臣のおっしゃった、靖国神社宗教法人政教分離ができて国家とは、日本政府とは何にも関係がない、これは公式的通り一遍の御答弁ですけれども、それは、この前の質問でも言ったようにもう崩れているのです。だから、厚生省なんというものは全く理屈にならない。泥棒にも三分の理屈と言うけれども、三分にもならぬような理屈で牽強付会な答弁をしているけれども、そんなようなひきょうなごまかしの答弁はとても

小林進

1985-12-13 第103回国会 衆議院 外務委員会 第4号

小林(進)委員 よく答えていただきました。そのとおりでございまして、これは何も秘密にしておくことじゃない。  中曽根派会長でいらっしゃるこの櫻内さんが、十二月の初句に中国おいでになって、それで呉学謙外務部長とお会いになっておる。その会見の後で、北京で記者会見をおやりになっているわけであります。その内容は、客観的にだれが見ても、やはり総理・総裁あるいは官房長官等の意向を十分持って、外務部長との会見

小林進

1985-12-13 第103回国会 衆議院 外務委員会 第4号

小林(進)委員 これは内閣官房長官にまずお伺いいたしますが、櫻内義雄さんという前外務大臣がいらっしゃいます。この方は、中曽根派閥重要幹部でいらっしゃるということを承っておりますが、この派閥の中ではどれぐらいのランクと言ってはなんでございますけれども、その関係を承っておきたい。いや、これは決して枝葉の問題じゃありませんよ。やはり重大な関係がありますから、私は速記録をつけてお伺いしているのであります

小林進

1985-12-06 第103回国会 衆議院 外務委員会 第3号

小林(進)委員 把握しておらない、間違いないですね。この問題は後でひとつお伺いいたしますよ。これはあなた、今重大な発言をしていますよ。  この問題について、また厚生省にお伺いしよう。今、把握していないならそれでいいが、これを中国——台湾中国ですから中国政府、それから韓国、朝鮮、それらの国々に対して、これを合祀していることに対して大体了承を得ているのか、相手の国の承諾を得ているのかどうか。これは

小林進

1985-12-06 第103回国会 衆議院 外務委員会 第3号

小林(進)委員 私は、やはり靖国神社の問題について、継続して御質問をいたします。  どうもおまえ、少ししつこいじゃないかと言われるのでありまするけれども、国際問題に籍口いたしまして、国内でも実に賛否両論が激しく盛り上がっておりますとともに、問題はアジア国際問題としてどんどん火を噴いております。外務大臣も御存じでしょうけれども、中国では首脳部が一生懸命に、中央都市地方都市等における民衆、特に学生を

小林進

1985-11-27 第103回国会 衆議院 外務委員会 第2号

小林(進)委員 かくのごとく官僚の仕事というものは、非公開という一つの傘の中へ入って、そして国民を愚弄しながら全部インチキなやり方をしておる。その証拠に、十五人のメンバーに加わられた東大の名誉教授の小口偉一先生は、ジュリストを通して、あれよあれよと思う間に、まさかこんな統一見解などというものは二十一回の審議に参加していながら夢にも考えていなかった、それがひょっとあの場にこういう統一見解が発表された

小林進

1985-11-27 第103回国会 衆議院 外務委員会 第2号

小林(進)委員 それでは、考えていないと言うならば、その審議内容国民が納得するように、それを公開する意思があるかどうか。私が要求した資料はもちろん出してもらいますよ。これを出すか出さないか。同時に、その二十一回重ねられた審議内容国民の前に公開して、国民の納得を得るようなそういう手段方法をとられるかどうか、それも聞いておきましょう。

小林進

1985-11-27 第103回国会 衆議院 外務委員会 第2号

小林(進)委員 私は質問に先立ちまして、委員長一つ重大なる提案をいたしたいと思うのであります。  私もこの外務委員会に所属して、途中が切れても十数年の歳月を経過しているが、その当時、対アメリカ関係においても、やれロッキードが起きるとかあるいはグラマンが起きるとか問題が発生した場合には、行政府の対米交渉とはまた別個に、立法府としてこういう問題は直ちに着手して、現地調査に行くなり対米交渉をやるなり

小林進

1985-11-08 第103回国会 衆議院 外務委員会 第1号

小林(進)委員 これをいま少し掘り下げて、やはり日本もきちっと考えておかないと、問題を常に将来に持っていくと私は思う。御承知のとおり中国は、日本に対してはこのたびの大戦では一番被害者だ。その被害国民日本に対しては賠償は取りませんよ、無賠償土地に対しては一寸の土地も取りませんよ、いわゆる無分割。無賠償、無分割という一番寛大な方法日本戦争処理をしてくれた。いいですか。一部の軍国主義者のために

小林進

1985-11-08 第103回国会 衆議院 外務委員会 第1号

小林(進)委員 あなたの御答弁にも半分賛成ですが、私は、あなたと中国首脳との会談を聞いて第一番目に感じたことは、中国の反靖国感情は予想以上に厳しいぞ、これが一つです。あなたがどの程度感じておるかわからぬが、とにかくこれは厳しいぞ。  それから第二番目は、これは私は両国国民感情の一番のずれだと思うのだけれども、日本は、国交が回復して十三年たったものでありますから、もう日中両国友好などということは

小林進

1985-11-08 第103回国会 衆議院 外務委員会 第1号

小林(進)委員 靖国神社の問題で外務大臣のお考えもお聞きしておりましたけれども、私もこの問題、非常に心配しているのです。これは単なる日本の問題ではなくて国際問題だし、四十年積み重ねてきた日中友好にも大きな傷が入るという心配もあるものですから、私は静かに深く眺めていたのですが、今の内閣の中では、総理大臣よりは外務大臣がこの問題の重要性をやや理解されているのじゃないかと思っているのです。まだしかし、私

小林進

1985-05-31 第102回国会 衆議院 外務委員会 第17号

小林(進)委員 この問題だけで時間がかかっていますけれども、これで幕を引くわけにまいりません。同時に、私はこの前も言った。こういうふうに歴然たることがその前日に繰り返されて、出てきてもらっては困ると言われたら、その部下の局長諸君は次の日には一人か二人でよろしい。我我のいただいておる政務次官はこういうわけで出席できない、残念ながら、外国のお客さんは九人いるか十人いるか、事情はこういうことです、それで

小林進

1985-05-31 第102回国会 衆議院 外務委員会 第17号

小林(進)委員 今、外務大臣がおっしゃること、声が小さくて私は聞き取れなかったのでございますけれども、こういうことは国際一つのニュースとしては非常に関心を寄せるんですね。だから、これが世界じゅう飛んで歩いているんですね。だから、単なる一つのプライベートの問題だとか、単なるゴルフとかプレーの問題ではないんだ。これは日本政府姿勢の問題であり、外務省姿勢の問題であり、公的職務についたいわゆる高官だ

小林進

1985-05-31 第102回国会 衆議院 外務委員会 第17号

小林(進)委員 前回に引き続いて御質問をさせていただきます。  私の非公式な情報でございますけれども、外国にいる友人等から、何か日本では外務政務次官がみずから主催した会にゴルフ場からキャンセルを食って出れない、その外務政務次官が七月に行われる婦人差別の十年の総会に団長でおいでになるという話があるけれども、それは一体本当か、これは実に奇異なる現象である、日本という国はどうなんだ、国内でそういう婦人差別

小林進

1985-05-29 第102回国会 衆議院 外務委員会 第16号

小林(進)委員 こういう不当な抵抗をする、これは外務官僚の一番悪い癖です。こういうふざけたまねをしてはだめです。  こんなことばっかりやっているとだめだけれども、これはきょうで済む問題じゃありませんよ。大臣、私はこれから宗教であろうと慣習であろうと家庭であろうと教育であろうと、女性差別の状況あるものは、一体どうしてこれを是正をし、改正しようかという、その問題の提案をしようとするときに、いみじくもこういう

小林進

1985-05-29 第102回国会 衆議院 外務委員会 第16号

小林(進)委員 外務大臣の今の答弁は、了承することができません。もし、外務大臣が私の責任でと言うなら、あなた責任をとって腹を切りなさい。女性差別の問題は国際的な問題で、しかも最も基本的な重大問題だ。だからあなたは出られなかった。向こうの大使の招待であろうとあなたの招待であろうと、招待者がだれであろうとも、こういう審議の過程でこういう差別されることには出られないというあなたの姿勢は、もし新聞の報ずることがうそならば

小林進

1985-05-29 第102回国会 衆議院 外務委員会 第16号

小林(進)委員 私は今理事会において、本委員会が重大問題について二つ決議をされることを要望いたしました。  一つは、ソ連との漁業交渉の問題。こんなことが断じて黙って見ておれる問題ではありません。これは立法府として、ひとつ我が国会意思をちゃんとソ連政府に通じてもらいたい、それが一つ。  いま一つは、今朝の新聞を見て驚いた。これは何です。「男女均等 われ関せず女性次官を締め出す 「差別」森山さん憤慨

小林進

1985-05-22 第102回国会 衆議院 文教委員会 第12号

小林(進)委員 あなたは文教政策の最高の、立法府代表する委員長ですから、行政府に対して間髪を入れずそれをサウンドする、それくらいの処置をしてもらわなければ——それは委員長、あなたが悪いのじゃないのです。あなたの周辺にいるこういう諸君が能力がないからです。こういうのをもっと使嗾して、間髪を入れず処置するようにしていただきたいと思います。  第二問に移ります。著作権法の三十条の問題からやっていきたいと

小林進

1985-05-22 第102回国会 衆議院 文教委員会 第12号

小林(進)委員 このとおりです。検討中というのは役人固有の弁明です。  レオポルト・サンゴール会長芥川也寸志会長の名でパリから一九八四年十二月十一日の日付で来ている。これは阿部文教委員長、あなたのところにも来ていますよ。あなたは委員長としてどう処置されたか、ちょっと聞かしていただきたい。

小林進

1985-05-22 第102回国会 衆議院 文教委員会 第12号

小林(進)委員 私は、文教委員の皆さんの御理解をいただきまして飛び込んでまいりました。実はこの国会の中に音楽議員連盟という超党派の議員連盟がありまして、そこで私は、最近行われておる著作権の問題とローマ条約加入の問題の二点についてひとつ我が連盟代表して質問せよ、こういう使命を受けてまいりましたので、その点をあらかじめ御了承をいただきたい。  そこで、私は質問をするに際しまして、第一に、通産省の、大臣

小林進

1985-05-17 第102回国会 衆議院 外務委員会 第13号

小林(進)委員 委員長、あなたはやはりそういう行政官のしっぽをつけている。行政官らしい発言をしちゃいけませんよ。しかも、この重要な問題を理事会なんて通り一遍のありきたりの答弁で、こういう国の運命に関するような——我々、立法府の権威において発言をしているのだ、国家国民立場で論じているのですから、いま少しこの問題を真剣に考えていただきたい。私は、この問題を取り上げられない以上は、きょうはこのままにして

小林進

1985-05-17 第102回国会 衆議院 外務委員会 第13号

小林(進)委員 事のついでと言ってはなんでございますけれども、若干きょうの協定の審議には外れるかもしれませんが、実は私は先般この委員会で、北方領土の問題について質問をいたしました。そのときにも、サンフランシスコ条約を締結いたします前に日本の政府、当時吉田内閣、この吉田総理を中心に内閣が約三十数通の公文書をアメリカ政府を通じて、その中で日本の状況あるいは日本の要望、日本のあるべき姿、そういうようなことを

小林進

1985-05-17 第102回国会 衆議院 外務委員会 第13号

小林(進)委員 大臣まだお見えになりませんようでございますので、この際、委員長にひとつ御要望申し上げておきたいと思うのであります。  今朝も寝ながらにしてテレビを見ておりますと、アメリカ、カナダ、スウェーデンの三国が貿易自由化の問題について、ガットを基礎にして、国産品、外国品ともに平等に扱わなければならない、それを盾にして、日本に対して、石油公団や宇宙開発その他電電公社等九の企業体に対して輸入の自由化

小林進

1985-05-15 第102回国会 衆議院 外務委員会 第12号

小林(進)委員 この説明書につきましても、これは解説書です。三十四カ国ですか、しかし関係国は三十四カ国じゃない。これは時間があれば、私はきょう一日質問をやらしてもらうつもりでしたが、時間を見たらどうもそうはいかない。途中に……(「次回がある」と呼ぶ者あり)次回があるなら、それはそれでよろしい。それじゃまた、次回に楽しみを残しておきます。  問題に入りますけれども、こんな説明書じゃ、いわゆる関係国の

小林進

1985-05-15 第102回国会 衆議院 外務委員会 第12号

小林(進)委員 一つ国際的な条約に準ずべき協定です。これは法案ですから、法律ですから、こういう不格好な、いわゆる書けばいい式の安易な条文のつくり方は先進国の名誉にも関するから、まずそういうところから姿勢を正しておやりになったらどうか、私はそういう忠告を言っているのです。いいですか。私どもも法律をやってきましたけれども、こんなふまじめな条文の並べ方なんかない。こんなのは堕落です。いやしくも、皆さん

小林進

1985-05-15 第102回国会 衆議院 外務委員会 第12号

小林(進)委員 きょうは法案の審議でございまして、米州投資公社を設立する協定についての質問日ということで設定されたようでございますので、問題をこれに限りまして御質問をいたしたいと存じます。  第一に、私はこの協定書を読みまして、どうも最近の法案のつくり方がさっぱりわからないので、まず事務的にひとつ外務省のお役人にお伺いいたしたいのでございますが、例えて言えば、第何条というのを見ますと、この第何条の

小林進